カールツァイス仕様

ツァイス仕様スタイラス

スキャニングプローブ用スタイラス

代表的な「万能3Dタイププローブヘッド」や「HSSプローブヘッド」のほか、高速スキャニングの「VAST / VAST goldプローブヘッド」、小型の「VAST-XT / VAST-XT gold / VAST-XTR gold」プローブヘッド、回転式プローブヘッドRDSに取り付けられる「VAST-XXT」プローブヘッドなどに適合するM3、M5ネジのスキャニング用スタイラスと関連パーツを多数ご用意しております。

小物ワークの高精度測定には、ホルダ用小径スタイラス、テーパつき小径スタイラスが最適です。先端径は0.2mmからあります。

高速測定には軽量で耐温度特性の良いカーボンファイバー製シャフトのスタイラスが最適です。剛性の高い特殊構造カーボンファイバー製エクステンション「ULTRA」も各種取り揃えております。

スキャニング測定の対象がアルミニウムや鋳鉄といった材質の場合、通常のルビー球ではうまく測定できない場合があります。シリコンニトライド(窒化珪素)球やジルコニア球のスタイラスもございますので、ぜひご検討ください。

※VAST-XXT用M3スタイラスは、ベースパーツ(取り付け部分)の外径が通常のM3タイプが4mmなのに対し5mmになっています。剛性不足やがたつきの原因になりますのでVAST-XXT専用スタイラスの使用を推奨します。

タッチプローブ用スタイラス

「ST」や「ST3」、回転式プローブヘッドRDS用の「RST」プローブや「VAST-XDT」プローブなどのタッチトリガ用プローブには軽量なスタイラスが適しています。従来のセラミック製シャフトのほか、カーボンシャフトのスタイラスもお選びいただけます。

各種アダプタープレート

自動プローブ交換対応機に使用できるアダプタープレート(交換皿)をご用意しております。落下による変形などは精度が悪くなる要因となりますから、交換再現性の悪いものは早めに取り替えましょう。1個から販売しております。

VAST-XXT用 M3アダプタープレート

XXT用アダプタープレートはその形状や仕様の違いによりTL1、TL2/TL4、TL3と別れています。また測定機の導入時期により、内蔵するIDチップの仕様が変わっているため、ツァイス品番によっては互換性のある/ない場合があります。特にある時期から取付面の電気接点がシルバーからゴールドに変わっており、シルバーのものはどの機種でも使用できますがゴールドのものは旧機種では純正品でも使えないことがあります。その他詳しくはこちらの資料をご覧ください。

「EASY!」アダプタープレート

EASY!はitpが開発した回転機構を備えるアダプタープレートです。カールツァイス製スキャニング機およびカールツァイス製スキャニングプローブヘッドを備える東京精密製スキャニング機で使用できます。(いずれもVAST-XXTは除く)

従来式のアダプタープレートでは、横向きに取り付けたスタイラスの回転方向を合わせるのは非常に面倒でした。回転させるには一度取り外してからアダプタープレート上面にある六角ネジをゆるめて中心のコアブロックを回転させる必要があったため、微妙な角度に合わせるときは何度もつけたり外したりを繰り返さないといけませんでした。EASY!ではプレート下部のネジを緩めるだけで取り付けたまま回転できるので作業時間が大幅に短縮できます。

EASY!アダプタープレートのご紹介

各種エクステンション

エクステンションの材質はアルミ、スチール、セラミック、カーボンファイバーがあります。それぞれ比重や剛性が違うため、長さのレンジや適用機種によって適切なものをお選び下さい。

スチールやアルミは一番ベーシックで廉価な材質です。ただしスチールは比重が重いので短いものに限られます。またアルミは温度変化を受けやすいので高精度測定には向きません。セラミックは軽量で剛性もありますのでタッチトリガープローブに向いています。ただし破損しやすいため最近ではカーボンファイバーに取って代わられています。

ULTRAカーボンファイバー

itpの「ULTRA」カーボンファイバーは、従来のサーモフィットカーボンファイバーの温度変化に強い特性に加え、ねじれに対する剛性が10倍近くアップしています。

ULTRA と従来型カーボンファイバーとの比較

※それぞれの製品の詳細についてはお問い合わせください